
小学校の委員会って、今どんなのがあるんだろう?そう思って検索してきたあなた、ナイスリサーチ!うちの子も委員会に入っていて、最初は「どれにするか迷う〜」なんて言ってましたが、今では毎回楽しそうに活動の話をしてくれます。
「放送で曲流す順番間違えてさ〜」なんて話を聞くと、小学生の世界をちょっとのぞけた気分で、聞いてるこちらも楽しいんですよね。
この記事では、そんな子供のリアルな声もまじえながら、今どきの委員会の種類と活動内容をわかりやすく紹介していきます!
【まず知っておきたい】小学校の委員会ってそもそも何?
「委員会って、なんとなく知ってるけど、具体的には何をしてるの?」そんな疑問、意外と多いんです。小学校の委員会活動は、主に学校生活をスムーズに運営するための係のようなもの。
多くの学校では、5・6年生が月に数回、6時間目を使って活動しています。うちの子の小学校もまさにこのスタイル。
委員は前期・後期で入れ替え制。クラスで立候補やじゃんけんで決めたり、まだやってない子が優先されることもあります。1つの委員会に3〜5人くらいが所属していて、放送・体育・保健・図書・美化など、いろんな種類の委員会があるのです。
うちの子も最初はちょっと尻込みしてたけど、音楽を流したりPOPを作ったりするうちに、どんどん自分なりの工夫を楽しむようになってきて。
そんな姿を見ていると、「成長したなぁ」と感じるのはもちろんですが、それ以上に、委員会活動って想像以上に“ためになる”し、“ちょっと目立てる”経験がたくさんあるんだな〜と気づかされます。
では実際、今どきの小学校にはどんな委員会があるのでしょうか?次の章では、委員会の種類とリアルな活動内容を、わかりやすく紹介していきますね!
【保存版】小学校 委員会の一覧と活動まとめ

昔からある定番の委員会もたくさんありますが、学校ごとに少しずつ違った特徴があるところも面白いんです。
実際にうちの子もいくつかの委員会に関わってきたのですが、どれも意外と「これ、昔からある委員会だな!」というものが多いんですよね。
でも、それでも子供たちはしっかり楽しんで取り組んでいて、活動内容を話してくれるたびに、「今の子たち、こんなことしてるんだ!」と、改めてその面白さを感じます。
では、そんな定番の委員会がどんなものか、活動内容と一緒に見ていきましょう!もしかしたら、あなたのお子さんが入る委員会があるかも…?
生徒会
- 集会やイベントを決める
- 生徒代表であいさつをする
- 話し合いをする
生徒会は、集会やイベントを決めたり、代表であいさつをしたりと、学校の大事なことを決める委員会です。
昼休みに集まったりするのでちょっと忙しいけど、みんなで話し合って進めるのはやりがいがあります。
生徒会長は6年生が務めますが、他のメンバーは5年生と6年生でバランスよく選ばれ、任期は1年。
選挙では、明るく元気な子が選ばれることが多いみたいですね。
生活
- 朝のあいさつで各門に立つ
- 放課後の放送
朝は正門と裏門に立って、元気に「おはようございます!」のあいさつ運動。放課後には「○時は完全下校です、帰りましょう」と、毎日きっちり放送も。
当番の日はちょっと早起き&帰りもちょっぴり遅くなるけど、学校のリズムを守る大事な役割なんです。
放送
- 朝の放送
- 給食中の放送
- 放課後の放送
「おはようございます!今日も一日がんばりましょう」朝の放送からスタートして、給食中はCDを使って音楽を流したり、歌の紹介も担当します。
放課後には「今日もおつかれさまでした~」としっかり締めのひと言。放送室では5年生と6年生のペアで、交代しながらマイクに向かいます。
朝は他の子より10分早く登校、放課後は15分ほど残っての活動。ちょっぴり忙しいけど、自分の声が学校に流れるって、なんだか特別でうれしいみたいです!
体育
- ボールの空気入れ
- 運動場の石拾い
- 体育倉庫の掃除
ボールに空気を入れたり、運動場の石拾いをしたり、体育倉庫の掃除も担当。外も中もあって、なかなか広い範囲を動く委員会です。
月に2回の委員会活動では、みんなで手分けしてせっせと作業。ボールは体育館用と外用、全部チェックして空気を入れるのもけっこう大仕事です。
でも、体育の時間に「ボールふくらんでる!ナイス!」なんて声が聞こえると、ちょっと誇らしげ。
地味だけど、しっかりと役に立ってるのが実感できる委員会ですね。
美化
- クラスのゴミ集め
- 掃除の音楽を流す
- 花壇の水やり
掃除の時間になると、各クラスのゴミ袋を回収してゴミ置き場へ。分別もあるし袋もいくつもあるので、1人じゃ大変。ペアで協力して運びます。
ゴミ捨ては毎日あるので、こまめな当番制。花壇の水やりも担当していて、晴れの日はちょっとした外仕事気分ですよね。
そうじタイムが始まるときには、放送室へ行っていつものBGMを流す役目も!学校をキレイに保つ“縁の下の力持ち”です。
掲示
- 掲示板を張りなおす
- 生徒新聞を書く
階段の掲示板や職員室前など、担当のエリアを決めて掲示物のはりかえをします。紙がペラッとめくれていたら、さっと直すのも大事な仕事。
月に2回の委員会活動では、新しい掲示物を作ったり、生徒向けのミニ新聞を書いたり。季節ごとの飾りを工夫する子もいて、けっこうクリエイティブです!
学校の中に「見て楽しい」空間をつくる、そんな役割のある委員会です。
給食
- 帰りの給食ワゴンを給食室に運ぶ
- 給食中の放送(給食の説明)
毎日、自分のクラスの給食ワゴンを運ぶのがメインの仕事。配膳前はごはんやおかず、牛乳がぎっしりで、とにかく重い!行きは給食の先生に手伝ってもらいながら運びます。
給食中には「今日の献立のポイント」なんかも放送でお知らせ。「地元の野菜を使ってます」とか、「○○の栄養がとれます」など、内容は自分たちで考えるんですよ。
放送は月2回くらい、6年生と5年生のペアで担当するので安心。食べるだけじゃなく、ちょっと学びもある委員会です!
保健
- 昼休み保健室で先生の代わりをする
- 流しのせっけん液のつぎ足し
給食の時間、保健室の先生が給食中のあいだ、軽いけがや体調不良の子が来たら、保健委員が記録をつけて対応します。
「どこが痛いの?」なんて、やさしく聞いてくれる頼もしい存在。
最近では、体温チェックの紙を集めたり、消毒作業の手伝いもあるんです。流しのせっけん液がなくなっていたら足す、なんて裏方仕事もコツコツ。
当番は月2回ほどで、5年生と6年生のペアで担当します。ちょっとした「ミニ保健の先生」って感じですね!
図書
- 図書室の本の整理
- 返却や貸し出しの手伝い
- おすすめの本を紹介する
図書委員の仕事は、行間休みや昼休みの間に図書室で本を借りたり返したりすることからスタート。当番制で本の貸し出しや返却をサポートします。
また、バーコードをピッと読み取る作業もあって、これが楽しくて「図書委員やってみたい!」なんて声があがることも。
さらに、図書委員の大事な仕事として、各学年におすすめの本を紹介するPOPを作成したり「今月のおすすめ本」として掲示したりもします。
本が好きな子にぴったりの委員会で、好きな本を紹介する楽しさが味わえますよ!
急なお休み時、連絡帳の書き方で困ったことはありませんか?役立つポイントを紹介した記事があるので、ぜひチェックしてみてくださいね!➡ もう迷わない!連絡帳の書き方ガイド
子供が入った委員会のおもしろエピソード

子供が小学校でどんな委員会に入っているのか、親としてはなんとなく気になるもの。どうやって決めるの?人気の委員会は?
わが家の小学生男子は、ある委員会にこだわりを持って何度も立候補。
その理由を聞いて思わず笑ってしまいました。じゃんけんでの攻防や、本人なりのこだわり…!
ここでは、そんなちょっと笑えてほんのり感心する委員会活動の小話をまとめてみました。実際に入ってみないと分からない、子供目線の委員会事情をお楽しみくださいね。
え、そんなに放送委員が好き!?
小学生のわが子が、毎年かたくなに狙い続けている委員会があります。立候補もするし、じゃんけん勝負にも燃える。
そこまでして入りたい委員会とは…「放送委員」です。
最初は「なんとなく」だったと思うんです。でも1度経験してみてからは、完全にハマってしまったようで、それ以降は毎年放送委員を目指していました。
ある年は、女子4人+男子1人(息子)の5人で放送委員の枠をかけてじゃんけん。勝てるのは3人だけ。なんとか勝ち残った息子に、負けた女子が「お願い!交代して~!」と懇願したそうなんですが…
「ムリっ!!」と一言でバッサリ。
お願いされても一歩も引かない姿勢に、家で話を聞いたときは笑ってしまいました。その女子のことを「甘えんなっ!」とまで言っていて、なかなかの放送愛です。
放送室に流れる音楽や、マイクの前に立つ特別感がたまらないんでしょうね。うちの子にとっては、放送委員はちょっとした“ヒーローの仕事”なのかもしれません。
放送室のとりこになった話し
放送委員って、実は他の委員会より仕事が多いんじゃないかなと思います。でも息子はそれが楽しいみたいで、委員会の活動中も楽しそうに話を聞かせてくれました。
「ハッキリ聞こえるように放送しなきゃって思ってる」と言うその姿は、ちょっと誇らしげ。目立つのが好きなのか、放送中の“注目される感”が心地よいのか…。
実際、初めての放送委員のときは、こっそり小学校の近くまで行って放送を聞いてみたこともあります。なかなかいい声でしたよ!
給食時間に自分で選んだ音楽を流せるのも楽しみのひとつだったようです。B’zや「うっせぇわ」などを持参して、流したあとのクラスの反応まで含めて楽しんでいました。
ほとんどの子が毎回同じCDを流す中「流した方が楽しい」という気持ちがあったんでしょうね。
ただひとつ不満だったのは、放送室で給食を食べるためにおかわりができないこと。「足りない…」と何度も言っていました。
でも職員室の近くに放送室があるので、たまに先生のあまりがまわってくることも。ゼリーをもらったときは、ちょっぴり得した気分にもなっていたようです。
また、当番が一緒になった女子と手紙の折り方を教えてもらったり、歌手の話を聞いたりと、交流も楽しんでいた様子。「誰とでも仲良くなれる力」って、こういう場面で育つんだなぁと感じましたね。
【まとめ】委員会を通して見える子供たちの成長
委員会活動をきっかけに、子供のちょっとした成長を感じることができました。「放送委員になりたい!」と目を輝かせたり、「体育委員って楽そうじゃない?」なんて現実的な目線もあったり。
そんな話を聞くだけで、子供なりにいろいろ考えているんだなあと感心してしまいます。
一緒に委員会のことを話してみると、思った以上に面白くて、懐かしくて。あぁ、こんな時間っていいなぁ…としみじみ感じました。
よかったらみなさんも、ぜひ子どもと委員会の話をしてみてくださいね!きっと、新たな発見が待っているはずです。
他にも小学校にまつわる体験談、いろいろ書いてます。よかったらそちらも、のぞいてみてくださいね!
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